アニメ『LAZARUS/ラザロ』は、渡辺信一郎×MAPPAが贈る近未来SFアクションの最新作。天才科学者スキナーと、彼を追う特殊チーム「ラザロ」の壮絶な戦いを描いた全13話の物語です。本記事では、全話のあらすじとエピソードガイドを完全まとめ。作品のテーマや見どころも詳しく紹介します。
- 『LAZARUS/ラザロ』全13話の構成と放送情報
- 各話のサブタイトルとストーリー要約
- 作品が描く未来社会と人間の本質
- 『LAZARUS/ラザロ』は全何話?
- 第1話〜第13話:各話あらすじ&エピソードガイド
- 第1話「GOODBYE CRUEL WORLD」
- 第2話「LIFE IN THE FAST LANE」
- 第3話「LONG WAY FROM HOME」
- 第4話「DON’T STOP THE DANCE」
- 第5話「PRETTY VACANT」
- 第6話「HEAVEN IS A PLACE ON EARTH」
- 第7話「ALMOST BLUE」
- 第8話「UNFORGETTABLE FIRE」
- 第9話「DEATH ON TWO LEGS」
- 第10話「I CAN’T TELL YOU WHY」
- 第11話「RUNNIN’ WITH THE DEVIL」
- 第12話「CLOSE TO THE EDGE」
- 第13話「THE WORLD IS YOURS」
- まとめ:『LAZARUS/ラザロ』が描く未来と人間の本質
『LAZARUS/ラザロ』は全何話?
アニメ『LAZARUS/ラザロ』は、全13話構成の近未来SFアクション作品です。
渡辺信一郎監督とMAPPAによるタッグが話題を呼び、2025年4月から6月まで1クール放送されました。
アメリカのAdult Swimでも同時展開され、国内外から高い評価を受けた注目作です。
本作は、1話ごとに異なる洋楽の名曲タイトルを冠しており、全13話で完結するドラマティックな構成となっています。
物語は、2052年の世界を舞台に、天才科学者スキナーが開発した薬「ハプナ」をめぐる陰謀と、人類再生を描く壮大なサスペンスです。
全話を通してストーリーが連続しているため、1話たりとも見逃せない緻密な構成が魅力です。
特に、第13話「THE WORLD IS YOURS」ではシリーズの謎が全て明かされ、壮大な結末を迎えます。
また、各話のタイトルに込められた意味を読み解くことで、作品テーマの奥深さをより強く感じることができます。
全13話を通じて描かれる人間の欲望・倫理・再生の物語は、SFでありながらも現代社会への強いメッセージを放っています。
第1話〜第13話:各話あらすじ&エピソードガイド
ここでは、アニメ『LAZARUS/ラザロ』全13話の内容を、ストーリーの流れに沿って詳しく紹介します。
各話のサブタイトルはすべて洋楽の名曲から引用されており、音楽と映像が融合する独特の世界観が作品全体を通して楽しめます。
物語が進むごとに、スキナーの思想とアクセルの過去が交錯し、終盤に向けて緊迫感が高まる構成になっています。
第1話「GOODBYE CRUEL WORLD」
天才科学者スキナーが開発した万能薬「ハプナ」は、服用者の痛みを完全に消し去る奇跡の薬として普及します。
しかし、その薬には人類を滅ぼす副作用が潜んでいました。
元刑事アクセルは、世界を救うために特殊チーム「ラザロ」にスカウトされ、スキナーの行方を追うことになります。
第2話「LIFE IN THE FAST LANE」
アクセルはチームメンバーと共に、スキナーの研究拠点がある都市へ潜入します。
ハッカーである仲間・クリスが手に入れたデータから、ハプナの開発目的が“永遠の命”に関わることが明らかになります。
同時に、アクセル自身の過去にも不穏な影が差し始めます。
第3話「LONG WAY FROM HOME」
チームはスキナーの隠れ家を探し出し、潜入捜査を敢行します。
だがそこで、スキナーとアクセルの過去の繋がりを示す手掛かりが見つかり、仲間たちは疑念を抱き始めます。
任務の緊張感とチームの信頼関係が揺らぐエピソードです。
第4話「DON’T STOP THE DANCE」
チームは薬物取引が行われるクラブへ潜入し、スキナーの資金源を探ります。
そこでは華やかな音楽と光の中で、命を消費する快楽社会の実態が描かれます。
ラザロの女性メンバー・エレイナの過去が少しずつ明かされていく回です。
第5話「PRETTY VACANT」
ラザロはスキナーを誘き出すための偽情報を流す作戦に出ます。
しかし、チーム内部に裏切り者がいることが発覚し、計画は大きく狂い始めます。
スリリングな心理戦が展開され、物語が一気に加速します。
第6話「HEAVEN IS A PLACE ON EARTH」
スキナーを信奉する宗教団体が登場し、「ハプナ」を神聖な薬として崇拝しています。
エレイナの過去とこの宗教の関係が明かされ、人類再生という思想の危険性が浮かび上がります。
哲学的かつ衝撃的なエピソードです。
第7話「ALMOST BLUE」
裏切り者の正体が明らかになり、チームの信頼は崩壊寸前。
アクセルは任務と仲間の板挟みに苦しみます。
この回では、アクセルの人間らしさが際立つ静かなドラマが描かれます。
第8話「UNFORGETTABLE FIRE」
北極圏での研究所潜入作戦が描かれ、極寒の中で壮絶な戦闘が繰り広げられます。
ラザロのメンバー・クリスが敵に捕まり、命を懸けた救出劇が展開されます。
映像演出が圧巻のアクション回です。
第9話「DEATH ON TWO LEGS」
アクセルの過去が遂に明かされ、スキナーとの因縁が核心に迫ります。
ラザロ本部での査問会議が行われ、チーム存続の危機に。
政治的な駆け引きと心理描写が重厚に描かれる回です。
第10話「I CAN’T TELL YOU WHY」
アクセルの体に隠された秘密が明らかになります。
スキナーは彼を“次の人類”と呼び、ハプナの真の目的が明かされます。
ストーリーが一気にクライマックスへと動き出します。
第11話「RUNNIN’ WITH THE DEVIL」
世界各地でスキナーの勢力が蜂起し、ラザロは分断されます。
アクセルは単独で敵地へ潜入し、宿敵“双竜”と死闘を繰り広げます。
スリルとアクションの頂点を迎える回です。
第12話「CLOSE TO THE EDGE」
アクセルは瀕死の重傷を負いながらも、スキナーの最終拠点を突き止めます。
彼の脳内に隠された“鍵”が、ハプナの停止コードであることが判明します。
仲間たちは再集結し、最後の戦いに挑みます。
第13話「THE WORLD IS YOURS」
スキナーとアクセルの最終決戦が描かれ、壮大な物語はクライマックスを迎えます。
スキナーの目的は“人類の再構築”だったことが明らかに。
そしてアクセルは、自らの命を代償に世界を救うという選択を下します。
最後に残された「THE WORLD IS YOURS」という言葉は、希望と再生の象徴として深い余韻を残します。
まとめ:『LAZARUS/ラザロ』が描く未来と人間の本質
『LAZARUS/ラザロ』は、単なるSFアクションに留まらず、「人間とは何か」「命とは何か」という根源的な問いを突きつける作品です。
科学の進歩がもたらす恩恵と危険、そしてそれを操る人間の倫理観を、スキナーとアクセルという対極的な存在を通して描いています。
特に、永遠の命を求めた人類の行き着く先が、希望ではなく「停滞」であるというテーマは、現代社会にも深く響きます。
アクセルの過去、エレイナの信念、スキナーの狂気。どれもが現代の「人間の弱さ」と「希望の形」を象徴しています。
最終話でアクセルが残した「THE WORLD IS YOURS(世界はお前のものだ)」という言葉は、未来を生きるすべての人へのメッセージとして強く心に響きます。
また、全13話の各サブタイトルが洋楽に由来している点も、作品の音楽的センスと文化的深みを際立たせています。
『LAZARUS/ラザロ』は、科学と人間の共存というテーマをアニメーション表現の極限で描いた傑作といえるでしょう。
観終えた後に残るのは、希望か絶望か。──それを決めるのは、あなた自身です。
- 『LAZARUS/ラザロ』は全13話で完結する近未来SFアクション
- 天才科学者スキナーと特殊チーム「ラザロ」の壮絶な戦いを描く
- 各話タイトルは洋楽の名曲をモチーフに構成
- 人類再生と倫理をテーマにした哲学的ストーリー
- 最終話ではアクセルが命を賭して世界を救う感動の結末


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